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2011年8月30日火曜日

夏の終わりに


以前ブログで紹介した鳩の雛「ポッポ」が死にました。

道端で拾ってきてから約一カ月、飛び立つこともままならず、

小さい箱の中で短い生涯を遂げました。

亡骸は歴代の鳥たちが眠る墓所に埋葬してやりました。

きっと今頃は仲間達と自由に大空を羽ばたいていることでしょう。

世話をしている間は随分苦労を掛けさせられましたが、

死んでしまうとやはり淋しくもあり、仕残したことがある様な気もします。

鳥に対してすらこの様な感情を抱くのですから、いわんや人間をや。

一期一会の覚悟を持って人と接することの大切さを、

小さな命に改めて教えられた思いです。

もっともこの覚悟、持続させていく事はとても難しいことではありますが。


(友)

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