2014年3月31日月曜日
春恒例の行事
皆様こんにちは!
岩久保です!
今年もドブ漬けの季節がやって参りました。
熊手上部の飾りであるボクという部品を染め上げ、色付けする作業を弊社では「ドブ漬け」と呼んでおります。
毎年この作業をするのは桜の開花の時期と重なるため、ドブ漬けは弊社に春の訪れを知らせる大事な「行事」とでも呼びましょうか、、。
いえいえ、これから本格的に熊手作りが始まる事を知らせ、従業員一同の気を改めて引き締める作業なのです!!!(大げさ)
ちょうど去年のドブ漬けの日に、ウグイスの鳴き声を聞いたな〜、なんて事を思いながら作業はスタート。
いつも先輩方にいわれている事。
「仕事は準備が一番大事!」
準備さえしっかり整えておけば、効率よく作業を進められる。
当たり前のようですが、いざ作業をしていると己の準備不足を感じ、もっとしっかり準備をしていれば良かった〜と思う瞬間が多々あります。
今回もしっかり準備を整えドブ漬け作業に備えます。
昼までに全てのボクを黒く染め上げる作業が終了。
午後は色付け作業です。
色付け作業を進める道雄さん、かっちゃん、友さん。
今日は風が吹いていた為か、例年より早くボクが乾きました。
友さんのウグイス色のフリースが春を感じさせます、、!
今年も無事にドブ漬け作業が終了。
僕(ボクではなく)は明日からこのボクを更に飾り付ける新たな作業に入ります。
少しづつ暖かくなり、弊社敷地内にある桜の木も綺麗な花を咲かせています。
昼夜の気温差が激しい毎日ですが、皆様体調を崩さぬようお気をつけ下さい。
僕は風邪を引きました、、、。
それではまた!!!
岩久保
2014年3月30日日曜日
吉野梅郷梅まつり
桜が各地で開花し、本格的な春の訪れを感じさせる今日この頃ですが、
本日私は東京都青梅市にある日本有数の梅の名所、
「吉野梅郷」に観梅に行ってまいりました。
弊社面亀と浅からぬ縁のある青梅市で開催される吉野梅郷梅まつり。
今年は3月1日~3月30日の開催で、本日最終日でしたが、
その中心地である青梅市梅の公園の梅がしばらく見納めとなります。
「一からの再生を目指す」決意をしたそうです。
感染がないことを確認するため、少なくとも伐採後3年間は
新たに梅を植樹することはできないそうです。
雨模様の天気でしたが
雲が流れ
虹が出ました。
(友)
2014年3月17日月曜日
竹のレシピ
皆様お久しぶりです!
岩久保です。
更新期間がかなり空いてしまいました、、、。申し訳ございません。
春の足音が聞こえ始めるこの季節。僕にとっては花粉との戦いの季節でもあります。
アレルギーにより尋常じゃない鼻水が出るんです。鼻の穴に丸めたテイッシュを突っ込み仕事に励むのが、この季節の僕のスタンダードスタイルです。
さて、ここ最近の仕事内容について書かせていただきます。
この時期は、置型熊手の製作や、ボクを形作る作業などを行っておりますが、今年から僕は小型の平熊手に使用する黒竹の切り分けと、竹串作りにチャレンジしております。
丸のこという機械を使い、黒竹を三種類の長さに切り分けます。
一年を通して色々な作業がございますが、竹の切り分けは比較的危険な作業です。
怪我をしないように友さんからアドバイスをいただき、チャレンジさせていただきました。
これが竹きりスタイル!
目に破片が入らないようゴーグルをはめ、全身カッパで作業を行います。
うう、、マスクから漏れる息でゴーグルがくもる、、、汗
少しでも危ないと思った時は機械を止めます。
友さん曰く、こうした作業で一番危ないのは、作業に慣れたときに生じる「慢心」だそうです。
なんとか切り分けを終えることができました。
怪我なく作業を終える事が出来てホッと一安心。
さて続いては竹串作りです。
黒竹の切り分けも、竹串作りも去年までは友さんが行っていましたが、今年は志願させていただき、仕事をまかせていただくことができました。
頑張るぞー!!
まずは乾燥させた竹を、竹割り専用の工具でバラバラにします。
せいやっ!!!
こんな感じです。
バラバラになった竹の節の部分を、鉈で落として行きます。
節を落とした竹は、また丸のこで細かく切り分けて行きます。
じゃん!!
この状態まで終えて、一段落。
これをさらに切り分け、ハサミで先を切り、串の形に仕上げていきます。
なんだか料理のレシピみたいですね笑
うーん、まだまだ先輩の作る串にはほど遠いですが、一応これで完成です。
これを約五千本作るのが今の僕の仕事です。竹は硬いので、だんだん手に力が入らなくなってきます。うーーん、大変です!
僕はもうすぐ三年目を迎えるわけでありますが、去年までに教わった仕事を完璧にこなすこと、そしてやったことのない作業に果敢に挑んで行く事が今年の僕の目標です。
初めての挑戦の竹串作り!
まかせられたからには、頑張ってこなしてみせるぞーー!!
それではまた!!!
岩久保
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