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2010年8月27日金曜日

メンカメ

面亀という屋号、ちょくちょく読み間違えられます。


熊手市の時にも、「もう30年も来てるのよ、ツラカメさん。」


なんて言われることもあって、そんな時は、訂正した方が良いのか


そのままそっとしておいた方が良いのか迷いますね。


ほかにも、「オモカメ」「メンキ」「メンガメ」なんて読まれることもありますが、            

正しくは「メンカメ」と読みます。


実は、明治三年(1870年)に、日本画家であった朝倉旭洲が熊手の面作りを


生業として創業した際に、本名の亀吉の一字をとって、屋号を「面亀」と


したんです。つまり、「面作りの亀吉」が語源なんです。勉強になりますねー。


現在は、おかめの面はほとんどがプラスチック成型ですが、


昔ながらの張り子のおかめ面も毎年少量ながら製作しています。


手間はかかりますが、手作りの味わいは残していきたいですね。









                                        手描き張り子面 七寸五分


(友)

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