面亀という屋号、ちょくちょく読み間違えられます。
熊手市の時にも、「もう30年も来てるのよ、ツラカメさん。」
なんて言われることもあって、そんな時は、訂正した方が良いのか
そのままそっとしておいた方が良いのか迷いますね。
ほかにも、「オモカメ」「メンキ」「メンガメ」なんて読まれることもありますが、
正しくは「メンカメ」と読みます。
実は、明治三年(1870年)に、日本画家であった朝倉旭洲が熊手の面作りを
生業として創業した際に、本名の亀吉の一字をとって、屋号を「面亀」と
したんです。つまり、「面作りの亀吉」が語源なんです。勉強になりますねー。
現在は、おかめの面はほとんどがプラスチック成型ですが、
昔ながらの張り子のおかめ面も毎年少量ながら製作しています。
手間はかかりますが、手作りの味わいは残していきたいですね。
手描き張り子面 七寸五分
(友)
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