一人前への道 その１

皆様こんにちわ。

新人のたいちです。



今日も元気に熊手製作をしていますが、作業の様子を僕の成長日記も兼ね、「一人前への道」と銘打ち、ご紹介させていただきます。



一言で熊手製作と申しましても、種類は様々で、各々違った飾りをつけます。


一年を通して、その飾りを分担作業でみんなで作っていく訳であります。



僕はまだまだ見習いの身なので、初歩的な作業であったり、先輩たちのお手伝いを主にしています。


先輩「おいたいち！ちょっと来い！」

と言われれば

僕「はい！ただいま！」

と直ぐさまかけつける訳です。


そうして、僕は一つ、また一つ作業を教えていただいています。



今日は、熊手につける「しめ縄」の形を刃物で整える作業をさせていただきました。

あ、この男前、僕です。




このようにざくざくとしめ縄を切っていく訳ですが、先輩から

「指はさんだら、指飛ぶからきをつけてね」

と、注意が。





え？指が飛ぶ！？



なんと、そんなことになったら僕は二度と大好きな楽器が弾けないじゃないか！


くわばらくわばら、と注意しながら、ざくざく切ります。


怪我をしかねない作業もありますが、しっかり安全に気をつけながら作業をしています。


というか、福を招く熊手作りで怪我をしたとあっては、縁起物も何もありません。



慣れてきたなとおもった時こそ、一呼吸置き、もう一度気を引き締めます。



こうして僕の一人前の熊手職人への道は、続いていくのでありました。（べべべん）




たいち