皆様こんにちは!
秋も深まり、手締めの音もすぐそこまで来ていますね!
本日は、以前書いた「11月酉の日」関連のブログを
現代版にアレンジしてみましたので、お時間がある時にどうぞご覧ください。
①「11月酉の日算出方法」(2011年10月24日記)
今年(2016年)の11月の「酉の日」は
11日・23日ですが、来年は何日でしょうか?
実は簡単に計算できる方法があります。
十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)は
年月・時刻・方位などを表すのに用います。
「酉の日」があるように、日にも対応していて、12日間で一巡します。
一年間の日数は、平年は365日(閏年は366日)ですから、
365日(366日)÷12支=30巡と
余り5日(6日)となります。
つまり、一年が365日の年なら5日、366日の年なら6日、
「酉の日」に限らず、十二支が全て前倒し(?)になります。
この式に当てはめると、11月とその前後の「酉の日」は下記の様になります。
(10月は31日間・11月は30日間です。)
2015年(昨年・平年)11月5日・17日・29日
2016年(今年・閏年)10月30日、11月11日、23日、12月5日
2017年(平年)11月6日、18日、30日
2018年(平年)11月1日、13日、25日
2019年(平年)10月27日、11月8日、20日、12月2日
2020年(閏年)11月2日、14日、26日
改めて見ると、三の酉の年って結構ありますね。
②「オリンピックイヤー」(2013年10月5日記)
2020年夏季オリンピック開催地が東京に決定しましたね。
さて、夏のオリンピックと言えばまず思い浮かぶのが
閏年です。
弊ブログ「11月酉の日算出方法」にも登場する、
酉の日算出に大きな影響を与える閏年ですが、
1、 西暦が4で割り切れる年は閏年。
(2012年、2016年、2020年・・・)
2、 ただし、100で割り切れる年は閏年ではない。
(1900年、2100年、2200年・・・)
3、 ただし、400で割り切れる年は閏年。
(1600年、2000年、2400年・・・)
という規則をご存じの方も多いと思います。
さて、ここで問題です。
2011年(平年)11月2日・14日・26日
2012年(閏年)10月27日・11月8日・20日・12月2日
2013年(平年)11月3日・15日・27日
2014年(平年)10月29日・11月10日・22日・12月4日
2015年(平年)11月5日・17日・29日
2016年(閏年)10月30日・11月11日・23日・12月5日
2017年(平年)11月6日・18日・30日
2018年(平年)11月1日・13日・25日
2019年(平年)10月27日・11月8日・20日・12月2日
2020年(閏年)11月2日・14日・26日
上記太字部分はここ数年の「11月酉の日」です。
それでは下記の年の「11月酉の日」は何日でしょうか?
① 2021年(平年)
② 2022年(平年)
③ 2023年(平年)
④ 2024年(閏年)
「11月酉の日算出式」を踏まえて、
3分でお答えください!(11月は30日間です。)
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・3分!
正解は
① 11月9日、21日
② 11月4日、16日、28日
③ 11月11日、23日
④ 11月5日、17日、29日
でした!!
ちなみにそれ以降の酉の日は
2025年(平年) 11月12日、24日
2026年(平年) 11月7日、19日
2027年(平年) 11月2日、14日、26日
2028年(閏年) 11月8日、20日
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です。
東京オリンピックの年は三の酉ですね!
③「火の用心」(2013年10月26日記)
今年2016年11月の酉の日は
11日、23日(と、二の酉なの)ですが、
三の酉まである年は火事が多い。
という話を耳にしたことのある方も多いと思います。
そのいわれは諸説ありはっきりしませんが、
「祭りにかこつけて男性が(吉原で)夜遊びし過ぎないよう、
家に引き止めるために女性たちが作った話」
という俗説がよく知られているようです。
こういう話を聞くとなんだか三の酉が珍しいような気がしませんか?
(しませんか・・・?)
それではその珍しい三の酉は何年おきに巡ってくるのかというと、
だいたい一年おきに巡ってきます!
2011年~2020年までの11月酉の日は
2011年11月2日・14日・26日 ❸
2012年 8日・20日 ②
2013年 3日・15日・27日 ❸
2014年 10日・22日 ②
2015年 5日・17日・29日 ❸
2016年 11日・23日 ②
2017年 6日・17日・29日 ❸
2018年 1日・13日・25日 ❸
2019年 8日・20日 ②
2020年 2日・14日・26日 ❸
2012年 8日・20日 ②
2013年 3日・15日・27日 ❸
2014年 10日・22日 ②
2015年 5日・17日・29日 ❸
2016年 11日・23日 ②
2017年 6日・17日・29日 ❸
2018年 1日・13日・25日 ❸
2019年 8日・20日 ②
2020年 2日・14日・26日 ❸
もっともこれは当然のことです。
酉の日は12日に一回巡ってきます。11月は30日間なので、
11月酉の日は下記の12パターンになります。
一の酉が11月1日~6日の間なら、その年は三の酉になります。
①「1・13・25」 ②「2・14.26」 ③「3・15・27」
④「4・16・28」 ⑤「5・17・29」 ⑥「6・18・30」)
一の酉が11月7日~12日の間なら、その年は二の酉になります。
⑦「7・19」 ⑧「8・20」 ⑨「9・21」
⑩「10・22」 ⑪「11・23」 ⑫「12・24」)
平年(一年が365日の年)ならば酉の日は毎年5日ずつ前にずれていきます。
そうすると
①1・13・25⇒⑧8・20⇒③3・15・27⇒⑩10・22⇒⑤5・17・29 ・・・・・・
②2・14・26⇒⑨9・21⇒④4・16・28⇒⑪11・23⇒⑥6・18・30 ・・・・・・
③3・15・27⇒⑩10・22⇒⑤5・17・29⇒⑫12・24⇒⑦7・19 ・・・・・・
④4・16・28⇒⑪11・23⇒⑥6・18・30⇒①1・13・25⇒⑧8・20 ・・・・・・
⑤5・17・29⇒⑫12・24⇒⑦7・19⇒②2・14・26⇒⑨9・21 ・・・・・・
⑥6・18・30⇒①1・13・25⇒⑧8・20⇒③3・15・27⇒⑩10・22 ・・・・・
実際は閏年があるため、この通りにはいきませんが、
二の酉の年と三の酉の年がだいたい交互に巡ってくるということが
お分かりいただけると思います。
三の酉が珍しくないからと言って、言い伝えを軽んじてはいけませんよ。
(いませんか・・・)
昔から言い伝えられてきたことには、それなりの理由があるはずです。
三の酉まである年は熊手を売る側の我々も、より慌ただしさを感じます。
三の酉の年はもちろん、二の酉の今年も
火の~用心!!
(友)
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